当日のタイムスケジュールが更新されました(10月21日)
12:30~ 花綵列島ワークショップ1《リースでつなぐ花綵列島》
14:00~ 花綵トーク1《『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』》
・志伯 健太郎氏
・アートディレクター えぐち りか氏(電通)
15:00~ 花綵列島ワークショップ2 OLIVE《いのちを守るアイディアワークショップ》
17:00〜19:00 Aocomo Party【花綵列島について】
・山本 哲氏(青山学院大学社学連携研究センター)
・市村 順一氏
・山本 伸二氏
・塚田 有一氏(温室)
12:30~ 花綵列島ワークショップ3《リースでつなぐ花綵列島》
14:00~ 花綵トーク2《どうやったら花が身近になるかな?》
・兼松 佳宏氏(greenz)
・塚田 有一氏(温室)
・今泉 冴也香氏(meme)
・maki氏(さんたのよめ)(サプライズ)
15:00~ 花綵トーク3《『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』》
・志伯 健太郎氏
・長谷川 踏太氏
※時間、内容は変更の可能性がございます。
10月22日
12:00~ 花綵カフェ(はなづな かふぇ)OPEN12:30~ 花綵列島ワークショップ1《リースでつなぐ花綵列島》
14:00~ 花綵トーク1《『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』》
・志伯 健太郎氏
・アートディレクター えぐち りか氏(電通)
15:00~ 花綵列島ワークショップ2 OLIVE《いのちを守るアイディアワークショップ》
17:00〜19:00 Aocomo Party【花綵列島について】
・山本 哲氏(青山学院大学社学連携研究センター)
・市村 順一氏
・山本 伸二氏
・塚田 有一氏(温室)
10月23日
11:00~ 花綵カフェ(はなづな かふぇ)OPEN12:30~ 花綵列島ワークショップ3《リースでつなぐ花綵列島》
14:00~ 花綵トーク2《どうやったら花が身近になるかな?》
・兼松 佳宏氏(greenz)
・塚田 有一氏(温室)
・今泉 冴也香氏(meme)
・maki氏(さんたのよめ)(サプライズ)
15:00~ 花綵トーク3《『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』》
・志伯 健太郎氏
・長谷川 踏太氏
※時間、内容は変更の可能性がございます。
NOSIGNER 太刀川さんにインタビュー(10月20日)
第1章 OLIVE PROJECTの紹介
加藤: インタビューを始めさせていただきます。
よろしくお願いします。
まず初めに、オリーブプロジェクトで一番オススメのアイデアを教えてください。
よろしくお願いします。
まず初めに、オリーブプロジェクトで一番オススメのアイデアを教えてください。
太刀川: オススメのアイデアはいくつかあります。
震災の際、単一電池や単二電池がなくなって困った方も多かったと思いますが、単三電池があれば、単一電池や単二電池をすぐに作ることができるというもので、これはみなさん驚かれます。
震災の際、単一電池や単二電池がなくなって困った方も多かったと思いますが、単三電池があれば、単一電池や単二電池をすぐに作ることができるというもので、これはみなさん驚かれます。
加藤: え、そうなんですか!?
太刀川: 単三電池と単二電池は電池の高さとボルトの値が一緒なので、紙を巻けば単二電池になりますし、下に一円玉を数枚重ねてから紙を巻ことで単一電池にすることができます。
実は、急場をしのぐためには単三電池を常備していればなんとかなります。
実は、急場をしのぐためには単三電池を常備していればなんとかなります。
加藤: すごい!いいことを聞きました!
太刀川: その他に、普段の生活でも使えると思うものもいくつかあります。
例えば、ペットボトルでグラスを作るというアイデアがあります。
少し聞いただけではちっともよさそうに思えないかもしれませんが、実際に作ってみると結構きれいだと思いませんか?
例えば、ペットボトルでグラスを作るというアイデアがあります。
少し聞いただけではちっともよさそうに思えないかもしれませんが、実際に作ってみると結構きれいだと思いませんか?

加藤: わぁ!本当ですね!
え、これがペットボトルで作られているのですか?
え、これがペットボトルで作られているのですか?
太刀川: 多くの人は、偏見で「ペットボトルなんてきれいなものになるはずない」と思っているかもしれませんが、それを切って小口を怪我しないようにヤスリをかけるだけでこんな風になります。水を入れるとさらにきれいになります。
加藤: すごい!
こんな風になるんですね!
(ロウソクを見つけて)あ、もしかしてこれもですか!?
こんな風になるんですね!
(ロウソクを見つけて)あ、もしかしてこれもですか!?
太刀川: オリーブオイルの上に、割り箸にタコ糸を噛ませて浮かせるとロウソクになります。しかも、このロウソクは煤が出ないので普通のロウソクよりも高機能かもしれません。
身の回りにあるもので作るからかっこ悪いかというと、普段の生活で使える高いレベルのものも意外と作ることができるんです。
身の回りにあるもので作るからかっこ悪いかというと、普段の生活で使える高いレベルのものも意外と作ることができるんです。
加藤: すごいですね!
太刀川: (写真を見せながら)これはパイロンの中にアルミ箔を敷いて、その中に缶コーヒーなどを入れて太陽に向けておくと、コーヒーが温まるというアイデアです。太陽炉といいます。
こんな風に、たくさんのものが身の回りのものから作られています。
(写真を見せながら)これは炊飯器です。
こんな風に、たくさんのものが身の回りのものから作られています。
(写真を見せながら)これは炊飯器です。
加藤: え、これが炊飯器ですか!?
缶で炊飯器が作れるんですか!?
缶で炊飯器が作れるんですか!?
太刀川: これは中に牛乳パックをちぎったもの(燃えるもの)を入れて、上でご飯を炊くことができる代物です。意外とやってみると作れちゃうものなのです。
加藤: (写真を見ながら)これは何ですか?
太刀川: これは、コンロです。アルミ缶を切ったパーツに、オリーブオイルを敷いてそこにタコ糸を挟んだアルミ箔を入れておくと、先ほど紹介したロウソクと同じように燃えます。目玉焼きくらいなら作ることができます。
加藤: みんなにも見てもらいたいです!!
太刀川: 1つのワークショップのような感じで体験してみるのもいいかもしれないですね。
加藤: 面白そうですね!作ってみたいです!!
学生のみんなも興味あると思います!!
学生のみんなも興味あると思います!!
太刀川: 今回の青山COMMONSでワークショップをやるのもいいかもしれないですね。
もし時間枠を予め入れられるのであれば、しっかりとワークショップを作りこむことも可能です。恵比寿でやった際には来場者が作って帰るという簡単なものでしたが…。
もし時間枠を予め入れられるのであれば、しっかりとワークショップを作りこむことも可能です。恵比寿でやった際には来場者が作って帰るという簡単なものでしたが…。
加藤: それでも実際に作ることができるという点に意味がありますよね。
太刀川: これはかっこいいアイデアなのですが、自転車のタイヤのチューブを切るだけで輪ゴムを作ることができます。
そういうものも持って帰れたりすると嬉しいかもしれません。
そういうものも持って帰れたりすると嬉しいかもしれません。
加藤: アイデア次第でこんなこともできるんですね。
第2章 プロジェクト創設のきっかけ
加藤: このプロジェクトを始めるきっかけはなんですか?
太刀川: 僕は価値に対して疑いを投げかけたいという思いが昔からあります。
本当に僕たちが生きていく上で価値があるものと、今の世界で価値があると言われているものが随分ずれてきていると感じていました。
そして、先ほど紹介したように、ものの見方を変えることができるという点で、デザインにはそういう関係をもう一度調節する力があると考えています。昔から色々と取り組んできたのですが、震災においてOLIVEは生きるために必要なことだったのでそれが顕著に出たと思います。
あの時はみんな等価でした。お金持ちの人も、そうでない人も全員が大変な苦労をされて、避難所での生活を余技なくされて、そのようなフラットになったところで実際に僕たちには何が価値のあるものだったのかと考えた時、本当に大切なのは命であり、生きていくために身の回りにあるものを再編集して使うことができたら、その編集こそが価値となったわけです。
本当に僕たちが生きていく上で価値があるものと、今の世界で価値があると言われているものが随分ずれてきていると感じていました。
そして、先ほど紹介したように、ものの見方を変えることができるという点で、デザインにはそういう関係をもう一度調節する力があると考えています。昔から色々と取り組んできたのですが、震災においてOLIVEは生きるために必要なことだったのでそれが顕著に出たと思います。
あの時はみんな等価でした。お金持ちの人も、そうでない人も全員が大変な苦労をされて、避難所での生活を余技なくされて、そのようなフラットになったところで実際に僕たちには何が価値のあるものだったのかと考えた時、本当に大切なのは命であり、生きていくために身の回りにあるものを再編集して使うことができたら、その編集こそが価値となったわけです。
加藤: 震災があって、今までお金で何でも買えていたものが手に入らなくなって、物資もなくなってしまった状態でこのようなアイデアを活かせることは本当にすごいことだと思います。
被災地の方やイベント参加者にメッセージはありますか?
被災地の方やイベント参加者にメッセージはありますか?
太刀川: 被災者の方には「たいしたことができなくてすみません」とお伝えしたいです。
やれることを一生懸命やったのですが、そういうことで解決できるほど生易しい状況ではなかったですよね。でも他に思いつかなかったので僕はOLIVEをつくりました。正直どこまで役に立ったのかはわかりません。
ある意味では、やりたいからやったのであって、それ以上でもそれ以下でもありません。続けたいので、これからも続けます。
やれることを一生懸命やったのですが、そういうことで解決できるほど生易しい状況ではなかったですよね。でも他に思いつかなかったので僕はOLIVEをつくりました。正直どこまで役に立ったのかはわかりません。
ある意味では、やりたいからやったのであって、それ以上でもそれ以下でもありません。続けたいので、これからも続けます。
加藤: イベント参加者へのメッセージはありますか?
太刀川: 自分の周囲にあって、価値がないと思っているものをもう一度見直してほしいです。もしかしたら、それが命を救ってくれる重大な価値になるかもしれません。
そういうことをみんなで一生懸命考えると、世の中が良くなるのではないかと僕は考えています。例えば何か書きたい時に、ふつうの考え方だと紙とペンを買おうという発想に結びつくと思うんのですが、そこでいったん「本当にそうなのか?」と立ち止まって考えてみてほしいです。いつしかものの定義が消費と結びついてしまっているこの世界で、ものの価値をその定義から一度離れて(想像力を働かせて)考えてみるのは、楽しいことだとお伝えしたいです。
それから、まだまだこれから(震災など)何があるかわからないので用心してください。
そういうことをみんなで一生懸命考えると、世の中が良くなるのではないかと僕は考えています。例えば何か書きたい時に、ふつうの考え方だと紙とペンを買おうという発想に結びつくと思うんのですが、そこでいったん「本当にそうなのか?」と立ち止まって考えてみてほしいです。いつしかものの定義が消費と結びついてしまっているこの世界で、ものの価値をその定義から一度離れて(想像力を働かせて)考えてみるのは、楽しいことだとお伝えしたいです。
それから、まだまだこれから(震災など)何があるかわからないので用心してください。
加藤: ありがとうございます。
最後に、青山COMMONSへの意気込みをお願いします!
最後に、青山COMMONSへの意気込みをお願いします!
太刀川: すごくいい機会をいただいたと思っています。
人もたくさんいらっしゃる場所だし、もともとFarmer’s Marketに来られる方というのはそういう意識が高い方たちだと思います。そういう方にこの展示を見ていただけるのは非常に意味があることだと思いますので、楽しみにしているのと同時に、がんばろうと思います!
人もたくさんいらっしゃる場所だし、もともとFarmer’s Marketに来られる方というのはそういう意識が高い方たちだと思います。そういう方にこの展示を見ていただけるのは非常に意味があることだと思いますので、楽しみにしているのと同時に、がんばろうと思います!
加藤: 本当にありがとうございました。
色々と聞くことができて楽しかったです!
色々と聞くことができて楽しかったです!
※NOSIGNERの方によるワークショップについては変更の可能性がございますのでご了承ください。
花綵列島コンセプター、花綵カフェ@青山コモンズディレクターの塚田有一さんにインタビュー(10月16日)
第1章 花の魅力
樋口: 塚田さんの思う花の魅力とはどのようなところですか?
塚田: 花の魅力はたくさんありますが、一言で言ってしまうならば、華やかさと儚さを両方持っているということです。はかばかしさと儚さということもできます。
「ハカ」という言葉はもともと畑などの単位です。インドの古い言葉のタミール語で仕事量のことを言います。「はかどる」という言葉がありますが「はかばかしい」というのはそういうことです。
日本で面白いのは「はかない」という美意識が生まれたことです。
「はかない」とはつまり「はか」がない、普通はマイナスの言葉です。仕事ができないという意味です。だけどそれを美意識にしたというのが面白いところです。
「ハカ」という言葉はもともと畑などの単位です。インドの古い言葉のタミール語で仕事量のことを言います。「はかどる」という言葉がありますが「はかばかしい」というのはそういうことです。
日本で面白いのは「はかない」という美意識が生まれたことです。
「はかない」とはつまり「はか」がない、普通はマイナスの言葉です。仕事ができないという意味です。だけどそれを美意識にしたというのが面白いところです。
樋口: その考えは日本特有のものなんですか?

塚田: そうとは言い切れませんが、儚いものとか、負のものとか、小さいものとか、刹那的なものとか、無常観とか、そう云うものに引かれる心情は昔からずっと残っている。それは日本列島と言う風土から来ています。
昔から地震や津波に何度も襲われて、そういう風土だからこそ、このような美意識が生まれてきたのだと思います。
だからそのことを花に託したいです。花はそういう面で、ある種のシンボリックなものだと思います。
昔から地震や津波に何度も襲われて、そういう風土だからこそ、このような美意識が生まれてきたのだと思います。
だからそのことを花に託したいです。花はそういう面で、ある種のシンボリックなものだと思います。
樋口: 塚田さんはこれまでグリーンデザイナーとしてたくさんの植物を見てきたと思うのですが、塚田さんが一番好きだった花はありますか?
塚田: 特別に好きという花はありません。
やはり、市場の花(フローリストフラワー)1つ1つに人の情熱が込められているし、野にあるものは、枯れても芽吹く再生の力、月の満ち欠けと同じような普遍性を持っている。植物は冬に枯れて春にまた芽吹くことをくり返す永遠の象徴でもあると感じています。触れていると一瞬一瞬で好きだという感覚もうつろっていきます。
それから、やはり、僕は植物と接していると落ち着きます。
やはり、市場の花(フローリストフラワー)1つ1つに人の情熱が込められているし、野にあるものは、枯れても芽吹く再生の力、月の満ち欠けと同じような普遍性を持っている。植物は冬に枯れて春にまた芽吹くことをくり返す永遠の象徴でもあると感じています。触れていると一瞬一瞬で好きだという感覚もうつろっていきます。
それから、やはり、僕は植物と接していると落ち着きます。
樋口: 何かきっかけなどはあるんですか?
塚田: 長野の生まれなので、小さい頃から里山をうろうろしていたこともあって、身体で感じてきたことが多かったです。
それで、大学を卒業してから花を生けるようなりました。花を生けるというのも、違う世界というか、自分の中から出てくるものが面白かった。いつも何が出来あげるのかわからないというか、生ける前にイメージはしているけれど、まったく別のものが出来上がったり、花は一つ一つ違うから、それによって変わってくることもあります。
それで、大学を卒業してから花を生けるようなりました。花を生けるというのも、違う世界というか、自分の中から出てくるものが面白かった。いつも何が出来あげるのかわからないというか、生ける前にイメージはしているけれど、まったく別のものが出来上がったり、花は一つ一つ違うから、それによって変わってくることもあります。
樋口: 奥深いですね!!
塚田: 奥深いというか、どこまでいっても逆に広がって、終わりがないと思います。
だから、本当に青学の学生、みんなにも一緒に花をやってもらいたいと思っていたので、今回のことはいい機会だと思っています。
去年、里山のようなものを一緒に作って、11月だったので紅葉が丁度きれいで、そういうものを西日などで見るとぐっとくるものがあると思います。でも、それだけで終わらないで、「なんでぐっとくるんだろう。」って思いを馳せた方がいいと思います。それも身体で体験するとわかってくるし、何度やっても新鮮だし、自然に触れている時も同じようになると思うんですけど…。
だから、本当に青学の学生、みんなにも一緒に花をやってもらいたいと思っていたので、今回のことはいい機会だと思っています。
去年、里山のようなものを一緒に作って、11月だったので紅葉が丁度きれいで、そういうものを西日などで見るとぐっとくるものがあると思います。でも、それだけで終わらないで、「なんでぐっとくるんだろう。」って思いを馳せた方がいいと思います。それも身体で体験するとわかってくるし、何度やっても新鮮だし、自然に触れている時も同じようになると思うんですけど…。
樋口: そういう、一本一本がまったく違うっていうのも花の魅力の一つですか?
塚田: そうですね。
そもそも、植物がないと大気だってないわけだし。
そういえば、丁度この間フィンランドでオーロラを見たのですが、オーロラっていうのは、大気に太陽風でいろいろな物質が飛び込んでくることで現れます。だから大気がないと見えません。大気に守られていない宇宙ではとても危険なのですが、地上で見上げる分には美しい。大気の下で見るからあんなに綺麗なのです。
そもそも、植物がないと大気だってないわけだし。
そういえば、丁度この間フィンランドでオーロラを見たのですが、オーロラっていうのは、大気に太陽風でいろいろな物質が飛び込んでくることで現れます。だから大気がないと見えません。大気に守られていない宇宙ではとても危険なのですが、地上で見上げる分には美しい。大気の下で見るからあんなに綺麗なのです。
樋口: 元をたどると植物のおかげということですか?
塚田: そうです。もちろん、酸素だけでなく窒素など大気の組成はいろいろですが。
オーロラもすごく儚いというか、スケールの大きなものですが、見ているとせつなさを感じます。
オーロラもすごく儚いというか、スケールの大きなものですが、見ているとせつなさを感じます。
樋口: そこにせつなさを感じるのは日本人だけなのでしょうか?
塚田: それはわからないけれど、やっぱり宇宙というすごく大きなスケールと、一瞬一瞬で形を変えていくという、「届かないせつなさ」をどちらも感じます。
花も切った時点で死んでいくしかない。その間に僕はどうするのか。もう一度花を活かすということです。
「いける」って、生活の「活」と、「生」という字と、「埋」という字も「いける」なんです。だから生かしながら埋葬するという反対のことを同時にやっているということです。
もちろん、「綺麗な色の花をもらって嬉しい。」とか、そういうこともありますが、裏側には今言ったようなことも隠されています。
花も切った時点で死んでいくしかない。その間に僕はどうするのか。もう一度花を活かすということです。
「いける」って、生活の「活」と、「生」という字と、「埋」という字も「いける」なんです。だから生かしながら埋葬するという反対のことを同時にやっているということです。
もちろん、「綺麗な色の花をもらって嬉しい。」とか、そういうこともありますが、裏側には今言ったようなことも隠されています。
第2章 メッセージ
樋口: 今年度の青山COMMONSでは”都会の里山”というテーマの他に”震災”というテーマが加わりましたが、何か被災地の方や参加者に伝えたいメッセージはありますか?
塚田: そもそも青山COMMONSには共有地などの意味があって、都市にそういう意味合いを持つ場所を、普段使われていない場所を有効に使って新たに作ろうというコンセプトがありましたよね。
僕もこれまで庭を作ってきたり、花を活けたり、そのようなことをいろいろやっていて、自然とどういうコミュニケーションをとるかということがどんどん希薄になってきているのを感じていました。行事とか祭りとかもどこか遠いし、物理的に自然が少ないし、だから共有地を作るという考えに、まず共感しました。
その上で、今回は震災があって、山本哲さんにグリーンデザイナーとして何かできないかという相談をして花綵(はなづな)列島という形でそれが実現したんです。 そして一番伝えたいのは「花のちから」ということです。僕は花をメディアとして気持ちを届けるということをずっとやってきて、「花を渡した人が泣いて喜んでくれた。」とか、「お見舞いに持っていったら笑顔がこぼれた。」とか聞くと、花だからこそできることがあると思ってきました。
また、「どうしてお花見をするのか」とか、そういうことを考えたときに、花はずっと人と人の間を結ぶものだったと考えるようになりました。
それで今回、震災と原発で大変な思いをされている方がいるけれど、花は儚いものでありながら、だからこそ美しくて希望や光のようなものを与えられるものだと思うので、そういうものを届けたいと思います。
僕もこれまで庭を作ってきたり、花を活けたり、そのようなことをいろいろやっていて、自然とどういうコミュニケーションをとるかということがどんどん希薄になってきているのを感じていました。行事とか祭りとかもどこか遠いし、物理的に自然が少ないし、だから共有地を作るという考えに、まず共感しました。
その上で、今回は震災があって、山本哲さんにグリーンデザイナーとして何かできないかという相談をして花綵(はなづな)列島という形でそれが実現したんです。 そして一番伝えたいのは「花のちから」ということです。僕は花をメディアとして気持ちを届けるということをずっとやってきて、「花を渡した人が泣いて喜んでくれた。」とか、「お見舞いに持っていったら笑顔がこぼれた。」とか聞くと、花だからこそできることがあると思ってきました。
また、「どうしてお花見をするのか」とか、そういうことを考えたときに、花はずっと人と人の間を結ぶものだったと考えるようになりました。
それで今回、震災と原発で大変な思いをされている方がいるけれど、花は儚いものでありながら、だからこそ美しくて希望や光のようなものを与えられるものだと思うので、そういうものを届けたいと思います。
樋口: それはワークショップなどを通してということですよね?
塚田: そうです。ワークショップや花綵(はなづな)カフェなど、全体を通してですね。
樋口: では、最後に今回の青山COMMONSに対する意気込みを聞かせていただけますか?
塚田: 青山というブランドのある土地から発信ができるということ、学生さんたちと一緒にできるということ、これから「花綵(はなづな)列島」で花というものをいろいろな形で伝えていくその最初のものなので、とにかく今までに無いもの、新しいものにしたいです。ワークショップやトークなども楽しみたいと思います。
樋口: どうもありがとうございました!!
